吉田大成と古賀にスポットライト当たるなんてレア過ぎる

打たれたのは古賀だが、むしり取られたのは今節に昇格し、前日が今季初先発だった吉田成。
2回(1死一塁)は1度もバットを振らず、フルカウントからのチェンジアップにバットを止めた。
4回(無死一塁)は2球連続でバントを失敗したミスを取り返し、ストレートを見極めた。
6回も先頭で選び、小笠原を降板に追い込んだ。

 歩かせた小笠原が悪いのか…。そうとは言い切れない雰囲気を打席から感じたので、調べて納得した。
彼の明らかな特長は選球眼なのだ。2軍では今季の打率が2割3分8厘で、昨季が2割4分8厘、2年前が2割3分8厘。ところが出塁率は順に3割6分8厘、3割6分4厘、3割4分1厘とすべて差が1割以上ある。
紙面の打撃成績で確認してほしいのだが、こんな打者はリーグに1人いるかどうか。
当然、球界を代表するスラッガーだ。失礼ながら打力は凡庸。だが、選球眼は非凡。彼にはセンチ単位で反応する高感度センサーが備わっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/17986cc09a4acbd449aa62d356175b9002d73dd9