第9回 “打線改革”は1日にしてならず/朝山東洋一軍打撃コーチ 2021年2月1日
https://www.hiroshima-athlete.com/articles/-/1297

「気持ちよく振れるボールは、1打席に1〜2球しか来ないと思います。なら、どうするか。まずは逆方向へ打つ意識を持つことです。
球を長く見ることでボール球を見極められるかもしれない。ファールが打て、相手投手の球数が増えるかもしれない」

「バットを内側から出して逆方向へ打つ、練習でできていないと実戦でやれるものではありません。
(秋季練習の)10日間でも断然良くなりました。これができると、三振も減るでしょう。当たり前かもしれませんが、三振からは何も生まれません。
同じアウトでも、前に打球を飛ばせば、内野安打も含めて何かが起こる可能性だってあります」

「戦術の部分もあります。監督やヘッドコーチらが決めることではありますが、ここ1番で1点が奪えるような攻撃陣にしていけば、
作戦も選択肢は広がっていくと思います。長いシーズン、点の奪い合いのような試合もありますが、ロースコアのゲームで勝ち切れるようになっていけばと思います」