唯一のチャンスは7回だった。佐野恵太の四球と宮崎敏郎の右前打で無死一、二塁。6番神里和毅の送りバントは、捕手の前に弱く転がり、三塁封殺で失敗した。

「無死一、二塁のフォースプレーで難しいが、当然決めてほしかった」と三浦監督。
後続の田中俊太、戸柱恭孝も内野ゴロに倒れ、無得点に終わった。

7試合ぶりの完封負けで、7年連続負け越し中の阪神に連敗スタートとなった。
11日にはネフタリ・ソト、タイラー・オースティンの外国人スラッガーコンビが、隔離期間を終えて1軍の練習に合流する。
出場は練習での状態を見てから判断されるが、最近2試合で7安打2得点の貧打に泣いているだけに、ぶっつけでの出場なるかが注目される。