二十数年前のことなので選手の名前はあえて伏せさせてもらうが、 1991年シーズン後の11月12日午後太洋ホエールズのエースであったN選手は横須賀市内の球団練習所から車で帰宅途中
小学5年生の少女のスカートの上から体を触り、その直後にも帰宅途中の6歳の幼稚園女児に、下着を脱がせ「ヘンキンタマイダー!」などと叫びながらみずからの*をくるくる回すなどのわいせつな行為をした。

12月25日クリスマスの夜、強制わいせつなどの疑いでN選手を逮捕した。

住宅地はN選手の練習場から車での帰宅路に当たり、「小さい女の子なら自分の顔を知らないと思った」と供述した。
これが原因でN選手は大洋を契約解除され、プロ野球機構はN選手に「無期限の資格停止処分」を下した。

その後N選手は運送業に就くが、復帰を望むファンは
「中山裕章君の復帰を願う市民の会」
を作り、210万人もの署名を集め、1年後に資格停止処分は解除される。

そしてその2年後の1994年、中日ドラゴンズで一軍のマウンドに登り、その後は星野監督の胴上げに貢献、日本シリーズ、オールスター戦の登板も果たし、年俸はわいせつ事件を起こす前の倍の金額になった。