球団として明確に処分を下す必要があるのは、選手に提出を義務付けていた毎日の行動記録に、清田が部外者との外食を申告しなかった点だ。
このウソを鵜呑みにしたせいで、チーム内で清田らのコロナ大量感染が確認された当初、「外食した選手は誰一人としていない」と誤った説明をする羽目になり、感染経路の究明など適切な対応策をとる妨げともなった。

 この虚偽報告が発覚する前週に、清田は6000万円(推定)の2年契約で契約更改したばかり。
前出コンプライアンス担当は「感情的にもイメージ的にも即刻、クビにしたいところだろうが、警察沙汰にでもならない限り契約解除は難しい。
ユニホーム着用も禁じた無期限の活動自粛あたりで、落としどころを探ることになるだろう」と予測する。
契約が守られるなら、来季いっぱいはマリーンズの一員だ。