感染拡大続く 医療現場は「スタッフ不足、極限近い」広島
12/16(水) 20:17

新型コロナの感染拡大に加え院内感染も相次いでいます。広島県内の医療現場はどのような状況なのでしょうか。

新型コロナの重症患者を救急搬送するスタッフ。1人の患者に防護服を着た3人の医師らが対応しています。県医師会の松村誠会長は重症患者が増える現状に危機感を抱いています。

松村誠会長は「1週間前よりも倍化しているので、中等症も増えているこのままだと重症者が増えるのは間違いない」と話します。

県によりますと県内には感染者を受け入れるために病床が332床確保されていて使用率は約6割。残りは130床ほどありますが…。

松村会長は「6、7割というのがギリギリなんですね結構忙しい、タイトな状態一番問題なのは、医療スタッフです。治療にあたる医療スタッフが十分足りているかが、次に空いているから引き受けるかどうか病院の目安になる」と話します。

病床が空いていてもスタッフが足りない…。