菅野と千賀の差はセとパの差/上原浩治 - 評論家コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/baseball/column/analyst/news/202011210001453.html

パワーピッチャーの多いパのレベルの高さを象徴していた。菅野の最大の武器は制球力抜群のスライダーだが、真っすぐの威力もセの中ではトップクラス。
しかしソフトバンクの打者のスイングを見ていると、それほど苦しんでいるようには見えず、どの打者も思い切ったスイングをしていた。
普段からパワーピッチャーとの対戦に慣れている力強さを感じた。

一方、千賀の真っすぐに対して、巨人の打者は力負けしていた。
3回無死一塁、9番の大城は7球のファウルを挟み、12球も投げさせたが、フェアゾーンに打ち返すというより、
何とか真っすぐをファウルにして球数を投げさせ、四球になればラッキーという内容で食らい付くのが精いっぱい。