日本ハム河野「打たれない直球」和田手本に成長誓う
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悔いを残すルーキーイヤーだった。ドラフト1位の即戦力左腕の期待通り、開幕ローテーション入り。登板12試合で3勝5敗、防御率5・07の成績を残したが、主に不振から6度の出場選手登録の抹消を経験した。「自分の実力のなさを痛感したシーズンだった」と反省の方が多かった。夏場に新たな投球フォームを試し、習得出来なかったことも影響した。それでもシーズン終盤に、納得いく球を投じられたことは光明になった。

2年目の飛躍へ、直球をカギに挙げた。「自分はストレートを磨かないといけない。狙っても、簡単に打たれないストレート」と課題は明確。球速以上のキレ味を求めていく。手本にするのは同じ左投手のソフトバンク和田。10月に投げ合った時には、ベンチから熱視線を送った。「球の出どころが分かりにくい」と、ベテランの姿は参考になった。