飛び交う怒号、泣きじゃくる少女…阪神戦 開門から3時間35分後に中止決定

 試合の中止を告げるアナウンスに、悲鳴とともに怒号が交じる。テレビカメラは泣きじゃくる少女を映した。週末、スタンドを埋め尽くしたファンの願いも届かない。ギリギリまで開催を粘ったが、この判断が結果的にドタバタ劇を生んだ。

それでも午後1時30分に遅延のアナウンスが流れると、同2時30分には「3時開始予定です」と説明放送された。拍手が起きた。

 阪神園芸の整備も始まったがさらに雨脚が強まり、同3時35分にNPBの判断で中止が決まった。阪神・矢野燿大監督は「ファンの人にも長い時間待ってもらった。子供たちのぬれている姿を見たら、申し訳ない」と謝罪。開門から3時間35分後の決定に後味の悪さが残った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/417245a229d63bcb2dc9d3ca780c38655f421b72