言うほど大失敗か?

大失敗に終わったラミ采配…7年ぶりの『先発パットン』入念準備も9失点「ボールが高く浮いてしまった」

 DeNA・ラミレス監督が仕掛けた奇策は、大失敗に終わった。これまで中継ぎ陣を支えてきたパットンが来日初となる先発で起用されたが、3本塁打を浴びるなど9失点で2回途中KO。

「リリーフと同じ感覚でブルペンから投球したが、思い通りにいかず全体的にボールが高く浮いてしまった」。
入念な準備でマウンドに向かったとはいえ、米マイナー時代の2013年以来の先発登板で“大やけど”を負う結果になった。

 DeNAは現在、先発ローテの一角を担うべき今永、平良が離脱。台所事情が厳しい中で1日から13連戦に突入した。ラミレス監督は思い切った投手陣の再編を敢行し、2日には先発として結果を出していたピープルズを中継ぎで投入。

パットンの『オープナー』起用も含め、「主力の先発にけが人が出て、(先発要員の)ピープルズのベストな使い方を考えたのがこの結果」と采配の意図を説明していた。