練習前には30分ほど一人でストレッチに励む。1軍昇格後は8時間の睡眠を確保するなど、体調維持を心掛けている。

 ファームにいた春先は、球の回転数を数値化できるラプソードで技術向上に努めた。「どういう投げ方をすれば、こういう角度の球がいくとか、照らし合わせてできた。それが体に染みついてきている。すごく良かった」と手応えを口にした。

 佐々岡監督は「いろいろ試してみたい」と接戦時やリードした展開での起用を示唆。大盛や坂倉、この日出番がなかった羽月など、ともに寮生活を送る若手の活躍が目立っている。「感化されて結果を出したい気持ちになる。勝ちの展開でも食い込めるように」と島内。頼もしさの増す背番号43が、チームの屋台骨を支えていく。

島内勝ちパくるー