野球の流れは1試合に限らない 藪恵壹氏が指摘する「前日から続く流れの影響」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1de36c2fe9a2e12f62e35c302e957d04f9b794d1

 阪神は11日、敵地でのDeNA戦に9-2で勝利した。8回まで4-2と接戦だったが、9回に阪神打線がDeNAの4番手・平田真吾投手を捉えて5点をダメ押し。勝利を確実なものとした。
阪神OBで元メジャーの藪恵壹氏は「ここに前日がブルペンデーだった影響が見えます」と話す。

 前日の同カードで、ラミレス監督は先発投手を使わずに、初回から中継ぎ陣を細かく継投する「ブルペンデー」とした。
「6投手を使ってしまったことで、今日、そして明日の試合を考えた場合、投手起用の選択肢は減ってしまいました」

 まず、前日に先発した武藤と2回2/3を投げた国吉佑樹投手は使えない。
すでに追う展開だったため、山崎康晃、パットン、三嶋一輝の3投手も選択肢から外れると、残りは石田健大投手のみ。
翌12日も試合があることを考えると、できれば石田も避けておきたい。となると、やはり平田の続投しかなかったというわけだ。