ソフトバンク、死球の後でも内角攻め必要/里崎智也
https://news.yahoo.co.jp/articles/79fc5f87042391c3fe46170c7a4f0e3d5a8843c5
あえて二保−甲斐のバッテリーに強く言いたい。死球を与えてしまったのは事実だが、それがどうした?と。勝負しているのであって、わざとぶつけているわけではない。当たっているロメロを厳しく攻め、思い切ったスイングをさせない。それがバッテリーの共通した狙いだったはずだ。

二保にしても、0−1のカウントから外にカーブを投げるなら、低めにワンバウンドにするくらいの意識が必要だった。真ん中へ甘く入ったカーブでは、意識が足りないと言われても仕方ない。ましてやランナーもいない状況だった。

死球を出したら、もう内角は攻めないのか。そう思われたらロメロはますますたやすく外を狙ってくる。5回は再び内角を攻める配球をしたが、甘く入ったところを左翼フェンス直撃の二塁打。後手に回っている。ソフトバンクは今週1勝4敗。好調な打者を攻略するには、厳しく継続して攻めなければ活路は開けない。