苦しんだ阪神近本が今季初の猛打賞、福留塾で即結果
「最低限の仕事はできたと思いますし、追加点が取れてよかった」。チームに勢いをもたらした。
ダメ押しとなる2点適時打。「あそこで1点取れるかどうかで大きく流れも変わってくると思うので、なんとかランナーをかえすことができてよかった」

打率1割台と苦しむ男は、福留からマツダスタジアムの室内練習場で打撃指導を受けた。足の上げ方やタイミングの取り方など、ひと言ひと言に熱心に耳を傾けた。「技術って(1日では)そんなに変わらないと思うんですけど、気持ちで動き方も変わる。昨日の練習が良かったかなと思います」。金言を胸に、一夜明けの試合前もバットを振り続け、「福留塾」をすぐに結果につなげた。

矢野監督は「(安打が)3本出たというのは流れ的にはすごくいい」とリードオフマンの活躍に胸をなでおろした。
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