パットンにしても、エスコバーにしても、今試合では首位の巨人が相手なだけに、ビハインドゲームでの登板だったが、本来は勝ち試合で投げる投手だろう。その投手がそろってクイックをしないようでは、僅差の試合での劣勢になるだろう。

8回の3連続タイムリーもすべて内角直球を打たれたもの。細かく言えば切りがないが、中島には直球を4球も続けて打たれていた。
いくらベテランで速い直球を苦手にしていたとはいえ、4球も続ければ対応してくる可能性は上がる。事実、コンパクトなスイングでセンター前にはじき返されていた。

他にもオースティンが一塁が空いている場面でノースリーから明らかなボール球を空振り。戦いぶりを振り返っても「何が何でも勝つぞ」という意識が伝わってこない。
ただ、まだ始まったばかり。雑な野球を改善し、セ・リーグを盛り上げてもらいたい。