阪神Vデイリー 近本のスタメン外さん 阪神・矢野監督1番か2番での起用明言 復調カギは「逆方向」

阪神・矢野監督が29日、規定打席到達者でリーグワーストの打率・114に低迷する近本光司外野手(25)を、
今後もスタメンで起用をし続ける方針を明かした。30日からの中日3連戦(ナゴヤドーム)を前に、逆方向への
打球が増えることを復調のポイントに挙げ、リードオフマンの一日も早い復活を期待した。「信じてというか、
もちろん我慢して。我慢というか、使っていくつもり」。近本は今後も1番、もしくは2番で起用される見通しだ。
矢野監督は、好調時との差も指摘した。「もっと逆方向にヒットが出るイメージがあるんやけど、そういうのが
ないもんね」。昨季は全159安打のうち、左方向が46本、中堅方向が64本、右方向が49本と広角に打ち
分けていた。しかし今季は9試合終了時点で、4本の安打のうち左方向はゼロ。凡打も含めて、右方向への打球が
一番多くなっている。