今年に入ってから、矢野監督は「日本一になると決めている」が口癖。未来を予言する言葉が現実化するという考え方で「僕のなかでは優勝するって当たり前のようになっている」。
最近、友人を相手にして「監督、日本一おめでとうございます!」というような模擬優勝監督インタビューを臨場感たっぷりに敢行したという。  
今春キャンプ前夜には選手を前に日本一の予祝をした。光景も思い描いており、甲子園のライトスタンドを前に、大声援を受けながらチャンピオンフラッグを掲げて選手が歩く姿を、最後部から見守る。
それを何度も繰り返していくと「よりリアルになってくる」。涙がにじみ、胸がジーンと熱くなってくるそうだ。