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最短で6月19日の公式戦開幕を目指しているプロ野球が、67年ぶりとなるシーズン120試合制を検討していることが9日、分かった。
新型コロナウイルスの影響による開幕延期で予定された143試合の実施を断念しており、リーグ内24回戦総当たりの120試合制を軸に調整している。
公式戦が120試合まで縮小されれば、1953年のパ・リーグ以来67年ぶり。
5月31日を期限とする緊急事態宣言の解除を前提に、全国のファンにプロ野球を届ける準備を進めている。
野球協約は公式戦の本拠地試合について最低60試合と定めており、120試合の消化がかなえば、協約を見直すことなくシーズンが成立する。

11日にはJリーグとの対策連絡会議と12球団代表者会議、12日には臨時オーナー会議が予定される。専門家の意見を踏まえた上で、今後も慎重に協議を進める。
緩和傾向が続き、緊急事態宣言が解除されることが開幕の大前提。
情勢は楽観を許さないが、一人ひとりの我慢によってプロ野球の足音は徐々に近づいてきている。