阪神西勇輝投手(29)が4月30日、大阪府と兵庫県の医療機関に4万枚の医療用マスクを寄贈することを発表した。新型コロナウイルスと闘う医療現場の様子をニュースや知人の話で知り、過酷さを痛感。「誰か1人、選手がやれば、気づきに変わると思います」と野球選手としての使命を感じながら行動に移した。

【写真】甲子園でキャッチボールを行う西勇

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−無観客開催についてはどう受け止めているか

この状況なので観客を入れてということは難しいと思いますし、改めてファンの大切さにも気づくと思いますし。無観客から観客が入る日まで、しっかり自分たちのプレーを見てもらえればいいなと思います。

−無観客を経験して、どう感じた

さみしい部分もありますよね。ファンあってのプロ野球選手だと思いますし、あの歓声というのはやっている人しか分からない気持ちよさもあるんで、力になっているといるのは本当です。さみしい気持ちは強いです。

−体の状態は何%か

70〜80はいっているんじゃないですかね。本当に体の状態はいいですし、残りの部分はバッターと対戦していないのでうまく言えないですけど、投げるという状態ではいい風に来ていると思いますし、順調に来ていると思います。

−練習の強度のイメージは

自主トレぐらいの感じで、キャンプ2カ月ぐらい前の気持ちのように、今ちょっとなるべく鍛えてて、体を締めるという意味でやってます。