阪神Vデイリー ヤクルト 緊急帰京の村上2軍合流へ けが人続出で開幕戦に暗雲

ヤクルトが危機に直面した。緊急帰京していた村上が14日に2軍西都キャンプへ合流することが決まり、
荒木と大下もコンディショニング不良で2軍へ。高津臣吾監督(51)は「もともと人数も少ないし、
気は使っていたんだけど…」と頭を抱えた。特に飛躍が期待された昨季の新人王は「軽傷なら沖縄へ戻す」方針だった。
だが診断結果を踏まえ予定を変更。阪神と戦う3月20日の開幕戦に向けても、暗雲が立ち込める。
村上以外にも別メニュー調整を続けていた荒木と大下が2軍へ。新助っ人で遊撃のレギュラー候補だったエスコバーも
チーム本隊を離れている。さらにこの日は、シート打撃で死球を受けた塩見も大事を取って15日は別メニュー調整となる見通しだ。
今後は宮本と市川が1軍に合流する予定で「不慣れなポジションに就く可能性もあると思うけど、工夫しながら頑張っていきたい」
と新指揮官。現状でベストの陣容を考え、初陣となる15日の楽天戦に臨む。