AERAのラミレス評がなかなか

昨季は自身の信念に固執して頭でっかちになるところもあったが、コーチ陣の声を受け入れて正しい決断を下した。
また、けが人も少なくはなかったが、それでもリスク管理をしっかりと行って、大きな痛手としなかった手腕も評価されていい。
指揮官が常にポジティブであったから、その空気が選手にも伝わった。終盤の勝負どころで昇格したベテラン陣が活躍できたのも、指揮官の空気作りのおかげでもあろう。
一方、投手起用については課題が残った。
エスコバー、三嶋一輝が70試合以上登板をこなすなど、ブルペンの登板過多も一つだが、ルーキーをもう少し大事に使って欲しい。
昨季の新人王・東克樹が今季の戦力になれなかったように、即戦力の投手を1年目から多く登板させるツケがあることに、そろそろ目を向けてもらいたい。