デスパ級の大砲獲得だ。中日は16日、キューバ政府関係者に来季、新たなキューバ人選手の派遣を要請した。

 この日はキューバのカルロス・ペレイラ特命全権大使(52)がナゴヤドームを訪れ、DeNA戦を観戦。
試合前に矢野球団社長らとあいさつした際に、球団は新助っ人の入団を直訴した。ペレイラ大使は「新しい選手をキューバから見つけてきてほしいという希望もあった」と明かした。

 新外国人の人選はこれから進めるが、補強ポイントである長打力を秘めた大砲と見られる。
最近ではソフトバンクのデスパイネ、グラシアルがキューバ出身の長距離砲として活躍。中日も同等クラスの強打者を求めていくのは想像に難くない。

 大島、ビシエドら3割打者の並ぶ打線だが、チーム本塁打の「82」は12球団最低の数字。ウイークポイントの解消へデスパイネ級の主砲獲得に全力を注ぐ。

https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201909/CK2019091602100057.html