アウトになったとしても盗塁を仕掛ける意味はあるのか
https://1point02.jp/op/gnav/column/bs/column.aspx?cid=53478

長いコラムなので結論だけ書くと、
野球のデータ分析において盗塁の価値や効果について検証する際はまず盗塁の成功、失敗に基づいて得点換算を行った数字を用いる。
これに対してしばしば「盗塁を仕掛けることで相手が警戒し、そのことが有利に働く可能性がある」、「アウトになったとしても盗塁を仕掛けることで数字には表れない効果がある」といった批判がなされることがある。
しかし、そのような効果は存在すること自体十分な裏付けがあるものではない。
そして仮に存在するとしても、その効果は極めて小さい。
今回検討してきたように「数字には表れない効果」をできる限り数字で表してみても、「数字に表れた効果」には到底及ばない結果となった。

このコラムでも、損益分岐を下回るなら盗塁なんて全くもっていらないという結論
盗塁を仕掛けることで相手が警戒し、そのことが有利に働くという妄想を完全否定している