原監督の価値観を変えたのは、2度目の監督就任となった2006年でしょう。開幕
ダッシュに成功したものの、交流戦で失速。8連敗を止めたかと思ったら、10連敗。
それをストップした直後に9連敗するなど、チームの弱体化は明らかで、結果的に
4位に終わった。以降、生え抜きと移籍組関係なく、『実力至上主義』を打ち出し、
『うまい選手はいらない。強い選手が欲しい』と口にするようになった。