2014年のドラフト3位入団ながら、当時の落合GMに期待を込めて授けられた「背番号1」を脱ぐことになった。
旧番号は来季から京田陽太内野手(24)が背負う。様々な感情が押し寄せたが「ちょっと『1』を背負ってきたことを振り返る
時間がありました。いろんなことを言ったり言われたりしましたが、この経験を次に生かさないと。
『解放』というのとはちょっと違う。ステップアップにつなげたい」と気持ちを整理した。

出場試合数のキャリアハイは16年の12試合で、今季はプロ入り以来、初めて1軍出場がゼロに終わった。
入団直後は「背番号が重い」と、なぜか「1」を剥奪されて「63」に変更されたばかりの堂上直倫内野手にこぼして
「それ俺に言う?」とあきれられたこともあった。ファンからの風当たりも強かった。

「背番号が変わることでどういう心境でキャンプやシーズンに入れるかワクワクしています。心機一転、やることは変えずに、ですね」。
大きな背番号で大きな飛躍を遂げる。