ソフトBドラ3野村、先輩・王イズム実践 入寮後即練習 高校時代は1日800スイング
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学生服姿での入寮からわずか約2時間後。バットを手に屋内練習場に姿を見せた野村が「王イズム」を実践した。
軽装に着替え、素振りとマシン打撃で約1時間半の“プロ初練習”。
担当の山本省吾スカウトは「意識が高いし自分を持っている。今の選手でなかなかいない」とほれ直した。

入寮に際して持参した愛読書がある。「名将・王貞治 勝つための『リーダー思考』」(児玉光雄著)だ。
「これまで何度も読んできた。王会長は高校の大先輩でもあるし、日本一の打者。読むと改めてすごさを実感できる」。文字通りの「座右の書」だった。

小学校時代、塾通いの電車で松下幸之助やナイチンゲールなど偉人の伝記を読みふけった野村は、通算868本塁打を誇る王会長の生きざまに感銘を受けた。
「1日500スイングを日課にしていたと書いてあった。自分もやってみようと思った」と運命の1冊との出合いを振り返る。