鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け
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 矢野新監督は金本前監督の「生え抜きの若手育成」方針を継承する。そのためこのオフは浅村や丸の獲得を見送った。
しかし3億4000万円をドブに捨てたロサリオに代わる助っ人の獲得にも億単位のカネが必要になる。
10年目を迎えるメッセンジャーは単年4億円以上で再契約を結んだ。
オリックスでFA権を行使した西勇輝投手の獲得は濃厚といわれ条件は4年総額18億円とも20億円ともいわれている。
最下位から優勝を狙うには若手の奮起が不可欠でも彼らの尻を叩くだけのカネは残っていないようだ。

 評論家の高橋善正氏がこう言う。

「阪神は鳥谷と5年もの長期契約を結んだのが大きな間違い。若手は複数年契約とはわかっていても働きに見合わないベテランの高年俸は納得できないはずです。
阪神には福留(41=今季2億2000万円)や4年契約の3年目を迎える糸井(37=同4億円)もいる。この2人はまだ中心選手です。生え抜きの若手を育てるといいながら現場はそのような状況ではない」