移籍決断の丸 巨人の環境面支援も後押し

プロ野球広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩(29)が30日、巨人移籍を表明した。
FA市場の最大の目玉だった丸が、
悩み抜いた末に巨人を新天地に選んだ。「自問自答を繰り返す毎日だった」。自分を育ててくれた広島には深い恩義がある。
後ろ髪を引かれつつも、野球選手としての飽くなき向上心がそれを上回った。

 交渉に臨んでいた3球団の中で金銭的に最も良い条件を提示したとみられる巨人。
さらに「環境面」の手厚い支援も丸の心を引き寄せたようだ。

 巨人の石井球団社長によると、入団交渉の際に丸から「練習環境は整っているか」と念入りに尋ねられた。
巨人側が「練習したければ24時間いつでも(球団施設を)使っていい」と提示すると、丸は「それは素晴らしい」と喜んだという。
住環境が変わる丸の家族へのサポートも約束。移籍に関する不安を和らげ、丸のチャレンジ精神を後押しした。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181130-00000600-san-base