精神疾患を抱える長男 朴臭作が20年以上にわたり一畳ほどの檻の中に閉じ込められていた。臭作の腰はくの字に曲がり目はほぼ失明の状態。同居する父親から相談を受け長男を福祉施設に入所させ、県警は監禁容疑で父親の朴臭平を逮捕した。

「臭作が暴れる。(約40年前の)16歳のころから閉じ込めていた」

高さ約1メートルで広さは一畳ほど。朴臭作は檻の中で「体育座り」をしたまま、下半身をさらけ出していた

父親は「臭作が精神疾患で暴れて近所から何度も苦情があり、迷惑になると考えた」と経緯を説明。父親は「2日に1回のペースでご飯を食べさせ、風呂にも入れていた」と供述する。