上林、侍唯一5戦安打も甲斐に「おいしいところを」
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8回は2死走者なしから右前打で出塁し、甲斐の二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。
相手の守備の隙を突く好走塁だったが「(甲斐)拓也さんにおいしいところをもっていかれているけど、同じチーム(ソフトバンク)なのでうれしいです」と笑った。
初戦の代打安打も含め、全5試合で安打を出している。チームでただ1人だ。前日の3安打に続いて、2安打を放ち、17打数9安打、打率5割2分9厘と止まらない。
守備、走塁のレベルも高く、好選手ぞろいの日本の外野手の中でも存在感を発揮している。
(中略)
そんな姿に稲葉監督が試合前、報道陣に異例のお願い? をしていた。
「上林はもっともっと(メディアに)取り上げてほしいくらい、頑張っている。あまりしゃべらない性格なので、もっともっとしゃべらせてほしい。非常に頑張っている」。
指揮官の言葉を受けた上林は「メンバー的に自分は目立たない。陰で頑張って、主役をサポートしたいです」と謙遜していた。