今季のセ界で、梅野の守備が際立っていたことは疑いようもない。虎投の暴投数はリーグワーストの54。藤浪、才木、ドリスらの剛球が、何度もホームプレート付近をえぐった。ミットだけでなく、プロテクターでもマスクでも、ときには腕でもボールをストップ。
盗塁阻止率もリーグ2位の・320。胸を張れる。あとはチームを勝たせること。それだけだ。

矢野監督も『虎の、セ界の扇の要に梅野あり』となることを願った。

「チーム内で梅野しかおらんと思われることが一番すごいことだと思う。そういう部分は、まだまだ成長してほしいと思っている。獲って当たり前みたいなレベルになっていってもらいたい。もちろん今回で満足はしてないと思うけど」

そして笑顔で続けた。「すごく自信になる賞。ああいう場所(授賞式)に行くとか、やっぱりうれしいんよね、すごく」。



ちゃんと最後まで読みいな
そんな変なこと言うてねえって