https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181012-00832117-number-base&;p=2

 高橋監督の3年間の基本姿勢は人の言葉に耳を傾けることだった。
 その典型例がコーチの進言を非常によく採用していたことだ。
 シーズン中に何度か「なぜ」という選手起用や采配があったが、取材していくとその選手を一番よく見ている担当コーチの進言を取り入れていたことがほとんどだった。

しかし終盤の戦いで一軍昇格した畠世周投手の起用では、我を押し通す場面があった。斎藤雅樹投手総合コーチは故障上がりの畠は1イニング限定にこだわっていたが、9月23日の阪神戦で回またぎをさせる決断をしたのは高橋監督だったのだ。

 最終戦となった9日の阪神戦では2対1とリードした5回2死一、二塁から陽岱鋼外野手が右翼線にタイムリー三塁打を放つと手を叩きながら絶叫。
 同点の7回に秘蔵っ子・岡本和真内野手の勝ち越し本塁打が飛び出るとベンチで激しくガッツポーズを見せるなど感情を爆発させる場面が何度もあった。

コーチは辞任しろ