阪神Vデイリー 来季コーチ人事白紙 和田打撃コーチ消滅か 来季契約伝達済みコーチにも待機指示

金本監督の辞任により、阪神の来季コーチ人事がすべて白紙となったことが11日、分かった。球団は水面下で
組閣作業を進めていたが、和田一浩氏への1軍打撃コーチ就任要請などもすべて立ち消えとなる見通し。
来季ポストを伝えていたコーチ陣には球団から待機指示が出るなど、急転直下の辞任劇により混迷を深めていきそうだ。
矢野2軍監督を1軍ヘッドコーチに配置転換し、片岡1軍ヘッド兼打撃コーチを2軍監督に置く人事案も関係者の話
では白紙になったという。来季も契約を結ぶと伝えていたコーチに対しては、球団から状況説明などが行われたという。
ヘッドコーチなどの重要ポストの人選は通常、新監督の意向を基に進められる。電鉄本社も含めたフロントはまず
次期監督を先に固めた上で、再度、組閣作業に着手することになる。球団も組閣作業を本格化させており、
時期的にも外部招へいは厳しい状況に置かれている。