阪神の金本知憲監督(50)が11日、今季限りでの辞任を発表した。
球団事務所で囲み取材に応じた同監督は「この世界は結果がすべて。最下位ですから」と述べた。
ホーム最終戦となった10日のDeNA戦後に揚塩社長に辞意を伝えた。

 就任3年目の今季は142試合を戦って61勝79敗2分けで01年以来の最下位に沈んでいた。

 シーズン最終戦となる13日中日戦を前にしての電撃辞任。就任からの3年間を
「しんどかったですけど、若い選手が成長してくれたことは僕もわくわくしていたし、楽しさもあった。
藤浪が最後勝ってくれたし、やっと(手応えを)つかんでくれたとかね」と寂しそうな表情で振り返った。