昨年、小林は初めて規定打席に達したが398打数81安打の打率.204、断トツの最下位に終わった。

 規定打席以上で打率.204は、1999年、中日の中村武志が記録した2割ジャスト(395打数79安打)以来の低打率。21世紀では最低打率だ。

2年連続の「逆打撃王」となるとNPB史上11人目。
 昨年、もし小林の安打が2本少なかったら、打率.198、1割台での規定打席入りは1982年、小林の大先輩、巨人、山倉和博の.196(398打数78安打)以来、34年ぶりの“大記録”になったところだ。