NPB過去のドーピング処分

 ▽ガトームソン投手(ソフトバンク) 07年8月10日、出場停止20日間、球団に制裁金750万円。使用していた発毛剤に禁止薬物「フィナステリド」が含有(当時)。

 ▽ゴンザレス内野手(巨人) 08年5月26日、通称「グリーニー」と呼ばれる興奮剤に特徴的なアンフェタミンなど3種類の薬物が検出され1年間の出場停止処分。巨人は契約解除した。

 ▽リオス投手(ヤクルト) 同6月28日、筋肉増強剤「ハイドロキシスタノゾロール」が検出され、1年間の出場停止処分。ヤクルトは同7月14日に契約を解除した。

 ▽井端弘和内野手(中日)11年9月1日 禁止物質のプレドニゾロン(抗アレルギー剤)などが検出されたため、ドーピング(薬物使用)違反でけん責処分を科したと発表した。
慢性的な眼病治療のために服用していたもの。申請に不手際があった中日球団にも制裁金300万円が科せられた。07年の制度導入以来、違反者は4人目。日本人選手の違反は初めて。