阪神Vデイリー 糸井、球宴に強行出場 骨折完治せぬまま… 出場停止を回避 後半戦初戦から出場へ

右足腓骨骨折を負った阪神・糸井嘉男外野手(36)が、選手間投票で選出されたオールスターに出場する
ことが12日、分かった。骨折後は2軍施設を中心にリハビリを行い、まだ完治に至らず痛みもある状態だが、
強行出場の意思を固めたもよう。自身10年連続10度目の出場となる夢舞台を経て、16日の巨人戦(甲子園)
から始まる後半戦に臨む流れだ。球団関係者がこう話した。「チームに迷惑をかけているので、球宴明け
10試合以内では復帰したい。緒方監督やセ・リーグのメンバーには少し迷惑をかける形になり本当に申し訳
ないが、できる範囲で球宴には出場したい、と糸井選手本人は言っている」。ここまでは鳴尾浜を中心に
リハビリを行い、すでに打撃練習も開始。骨折という重症のため、まだ痛みはあるが、出る以上は現時点での
ベストパフォーマンスを披露する。同球団関係者も「糸井選手としては10年連続10回目の出場になるので、
球団としてもタイガースの代表として何とかがんばってもらいたい」と期待を寄せた。