阪神Vデイリー オリックスのラオウ杉本、昇格即プロ初満弾 崖っぷちから起用ズバリ

ラオウが崖っぷちからはい上がった。プロ3年目のオリックス・杉本の今季初安打はプロ初の満塁本塁打になった。
4連打で先制した後の四回1死満塁。辛島の変化球を豪快に中越えに運んだ。福良監督は「ラオウ(杉本)の
一発が大きかった。コーチのヒットです」と明かした。10日の2軍・広島戦(舞洲)で左腕の高橋樹から
3安打していた。「辛島との相性もあったし、同じタイプの投手から打っていたから」と説明。2軍戦では
ここまで打率・173、0本塁打、4打点とさっぱり。それでも抜てきが当たった。杉本は「ファームでも試合に
出られなくて。遠征にも連れて行ってもらえず、舞洲で4カ月くらいずっとキャンプみたいに打ち込んでいた。
今日打てなかったら終わりくらいの気持ちでした」と振り返った。