広島の新外国人、ジョニー・ヘルウェグ投手(29)=前パイレーツ傘下3A=が10日、マツダスタジアムで行われた全体練習に初めて合流した。
畝投手コーチを座らせた強めのキャッチボールでは力強い球を20球。中継ぎ陣の強化を期待される右腕が、救世主としての片りんをみせた。

 捕手役を務めた畝コーチが目尻を下げた。本気モードではなかったものの、ヘルウェグが投じた直球、変化球とも切れ味は抜群だった。
「ツーシームはしっかりと動いていたし、真っすぐも威力があった」。勝利の方程式のメンバーとして期待できるボールだった。

 2日に初来日。その後は廿日市市の大野練習場で2度ブルペンに入った。
来日前日までキャッチボールをしており、実戦で投げられるだけの肩の強度は保っている。「球種ごとの(指にかかる)感覚を確認したんだ」。助っ人は納得した表情で汗をぬぐった。

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