EX大衆8月号 プロ野球打順論 統計学者:鳥越規央

・最重要打順は1、2、4番。出塁率の高い選手が1番、長打力のある選手を2、4番に置いたときに得点効率が上がる。
出塁率の高い選手は固めて置く、長打率の高い選手は離して置くのがセオリー

・3番打者はチームで5番目の選手。4番の敬遠を回避する意味でも3番打者より5番打者の方が重要

・7番打者に長打力のある選手を置くは効果的。塁上にランナーがいる状態で打席に入る確率が最も高いのが7番打者

・巨人打線はタレントぞろいだが、打線のつながりはいまひとつ。長打を打てる坂本の打撃をいかすためにも
2番打者には吉川尚、田中俊より出塁率が高く安定感もある亀井、長野を持ってきた方が得点力はアップする。
今季の打撃指標は昨季とは雲泥の差。状況に応じて陽や助っ人を使い分けられる選択肢の多さも。他球団にない
アドバンテージ