昨年4番も打った大山も今季は苦しんでいる。「その一因は金本監督にもある」と、在阪テレビの関係者が声を潜めてこう語る。

「監督は、自分の現役時代のようにボールをギリギリまで呼び込んで軸足の上で腰を回す打ち方を選手に教える。これにマッチしたのが糸原ですが、柔軟なフォームで、前でボールをさばく大山には合わないようです。
昨年とは打撃フォームが変わってしまい、タイミングがうまく取れなくなった。
しかも、結果を出さなければスタメン落ちどころか、二軍に落とされる。ヒット欲しさから右方向にばかり打つようになった」

「監督が打撃フォームを強制するのはいかがなものか、という声はOBからも聞かれます」(前出の関係者)