折尾愛真は四回に3人の走者が盗塁を試みるなどしたが、ことごとく刺された。奥野博之監督は「動き過ぎた。後は任せる」と以降の「ノーサイン」を宣言したが、
九回1死三塁の場面でたまらず「セーフティースクイズで同点にしよう」とベンチで提案。
周りの選手らは「ここはヒッティング」と押し返した。直後に飛び出したサヨナラ本塁打。殊勲の野元涼(3年)は、そんなやり取りはつゆ知らず「『打て』というベンチの強いオーラを感じました」。
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