“野戦病院”と化したDeNAの救世主は?

 6月15日、オリックス戦(京セラドーム)のスタメンから「筒香嘉智」の名前が消えた。理由は「背中の張り」で、現時点でフリー打撃を再開したとはいえ、3戦を欠場。
ロペス(左太腿痛)、梶谷隆幸(腰痛)、ソト(体調不良)に続く、痛すぎる主力の離脱となったことだけは間違いない。

 互いにクリーンアップに座り、DeNA打線をけん引してきた筒香とロペスがそろって不在なのは、2015年6月3日ソフトバンク戦(横浜)以来3年ぶり。
さらに筒香、ロペス、梶谷という看板選手3人の名前がスタメンにないのは、ロペスが加入した15年以降では初めてのことだった。

 ラミレス監督は、「一軍にいない選手のことを考えても仕方がない。今いる選手でしっかりベストを尽くす」と前を向き、厳しい状況を既存戦力で乗り切ることがチームの底上げにつながると考えている。