チーム内で競争させんとな

【巨人】小林、危機感を原動力に大暴れ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00000036-sph-base

 今季、小林にとって最大の原動力は危機感だろう。昨秋のドラフトで、チームは大城、岸田と即戦力捕手を指名。侍ジャパンでブレイクし、正捕手として独り立ちしつつあっただけに胸中は複雑だった。
「まず初心に戻らないと。僕なんか、油断したらすぐに終わってしまう選手なので…」。
オフ期間中はイベントに引っ張りだこで全国各地を飛び回ったが、飛行機移動の際はあえてエコノミー席を選び、身を縮ませた。手段はどうであれ、小林なりの戒めだった。

 開幕からロケットスタートを決めた。「もう『自動アウト』と呼ばれないようにしたい」と猛特訓を重ねてきた成果か、「自動ヒット」ともいえるような好調ぶりで、4月終了時には打率3割5分7厘をマークした。
だが、5月に入ると失速し始め、交流戦直前にはコンディション不良にも見舞われた。
大城との併用が増え、その大城は10日の西武戦(東京D)、小林の代打としてサヨナラ打を放った。