巨人OBでヤクルト、西武で監督を務めた広岡達朗氏は、「なぜ高橋由伸だったのか、甚だ疑問。彼に監督などできっこない。スーパースターの名前だけで選んだ。本当の野球ファンを馬鹿にした選択」と、巨人フロントの決断を一刀両断にした。
メジャーでは、マイナー球団で勉強を積みながら段階を踏んでメジャーの監督となるが、その間、適性を見るし、監督自身がそこで勉強をしていくので、現役時代に実績のない人が名監督として成功していく。
 監督をお願いする球団サイドが、こういうチームにして欲しいとビジョンを語り、
監督はそれを実現するために、どういう戦力を求め、どういう戦略、戦術で臨むかを説明して、
そういう面談の中で、両者の考えが一致した場合にこそ監督打診を行うべきで、まず名前ありきで安易に監督を選んでいる巨人のプロセスには問題がある