6球団監督によるトークバトルに参加したDeNAのアレックス・ラミレス監督は、「絶対に負けたくないチーム」に昨季負け越した阪神を挙げ、集まった約3500人のファンの前で、20年ぶりのリーグ優勝へ“虎狩り”宣言を行った。

 万感の秋を迎えるために避けては通れない敵−。6球団が一堂に会したトークバトル。「ここだけには絶対に負けたくない相手?」のテーマに、ラミレス監督は迷わず「阪神タイガース」と答えた。

 「対戦成績が非常に悪かった。横浜でも甲子園でも、分が悪かった」と理由を説明。

 オープン戦の段階から阪神戦には「昨季の阪神は強かった。そういう意識をして戦うことになる」とし、さらに
「今年のDeNAは違う。よりよい野球をするというメッセージを示したい」と、目標に掲げるスモールベースボールを見せつけることも宣言していた。

 「(阪神を)倒さなければ優勝はできない」と燃えるラミレス監督。多くのファンが集まるハマスタで屈辱的な姿は見せられない。「われわれは最高のチームをシーズンに合わせて作り上げる」。
まずは開幕前最後の対戦となる20日のオープン戦に勝利し、弾みをつける。