NPB最長記録の育成生活7年 ホークス戦力外の25歳が歩み始めた第2の人生
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伊藤大智郎、25歳。2010年の育成ドラフト3位で誉高校から入団し、2011年からソフトバンクホークスのユニホームに袖を通した右サイドハンドの投手だったが、昨オフに戦力外通告を受けた。
右肘のトミー・ジョン手術からの回復途上にあって、トライアウトなども受けられず、現役を引退。ソフトバンクの球団職員として採用され、12月半ばからは会社員として第2の人生をスタートさせた。

伊藤氏が所属するのは、球団の事業統括本部事業運営本部のファンサービス部。ファンクラブの運営などを行う部署で、球団とファンを繋ぐ役割を果たす部署である。
この日、伊藤氏は職員として入社後初めてファンの前に立った。ファンクラブ入会ブースに立ち、新規入会を希望するファンの入会手続きを行う仕事だった。
昨季まで共に汗を流したチームメートたちを横目に、これまでとは違う立場でキャンプ地に立っていた。