巨人坂本勇人内野手(27)が「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦で、1点を追う8回1死二塁、逆転の14号2ランを放った。
試合前には、あいさつに訪れた楽天オコエに内角球のさばき方などを助言するシーンがあった。
試合前の練習を始める直前、三塁側ベンチから「坂本さん!」と声を掛けられた。同じSSK社のバットを使うオコエだった。
「坂本さんモデルを使わせていただいています」と頭を下げられた。礼儀正しい注目ルーキーと、野球談議が始まった。
身ぶり手ぶりで、得意とする内角打ちのアドバイスをした。
「インコースは好きなので。簡単な球じゃなかったけど打てて良かった」と、試合ではオコエの頭上に大きな放物線を描き、貫禄を示した。

坂本は初対面でもここまで気さくに教えるというのになぜ同じチームでそんなに気後れするのか