ツーシームが抜けて、連打されると、途中出場の嶺井博希捕手(26)から声を掛けられた。「1点も4点も一緒だぞ」。それで「目が覚めた。(ツーシームを)ショートバウンドするくらい投げきることが解決策の1つ」と、窮地で活路を見いだした。
実際に、直球で押しながら、最後の松井佑からはショートバウンドで三振を奪った。

 9回裏にサヨナラ勝利で3勝目。力強い直球と沈むツーシームを武器にクローザーを担う。「球種の少ない投手なので、そういうところを磨いていかないと食べていけない世界。苦しい展開を抑えられたことが自信になる」と手応えをつかんだ26球だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-01873230-nksports-base