阪神Vデイリー 巨人・由伸監督、打撃不振の小林を熱血指導 状態次第では宇佐見と交代も

巨人・高橋監督が15日、打撃不振にあえぐ小林誠司捕手(28)を熱血指導した。室内練習場で身ぶり手ぶりを
交えてのアドバイス。控えには2年目・宇佐見がおり、指揮官は「(宇佐見の先発起用の)可能性はあると思う」と
小林の尻をたたいた。指揮官はティー打撃を行う背番号22に歩み寄った。「そりゃ気になるだろう」と指揮官。
自らスイングを示しながら、間やバランスの取り方を指導。最後は宇佐見と並んでの、この日2度目となるフリー打撃
を背後から観察した。最近6試合で14打数無安打。守備面や経験値などを加味し「小林にしっかり頑張ってほしい
のはある」とした指揮官。その一方で「あいつのためにやっているわけでもないし、あいつのチームでもないわけ
だから」とも言った。小林は「打てるように頑張ります」と険しい表情でバスに乗り込んだ。開幕から依然として
打撃低迷が続く中での指導、そして厳しい言葉。期待が残る一方で、我慢の限界が遠くないことをうかがわせた。